タイトリストのウェッジフィッティングとは?
タイトリスト マスタークラフトマンのボブ・ボーケイは、ウェッジのことを「スコアリングクラブ」と呼んでいます。なぜならラウンドにおけるウェッジの使用頻度は、パターに次いで多いものだからです。
ウェッジショットを成功させ、グリーンサイドから安定してカップに近くにボールを止めることができれば、1パットでカップインさせる確率が高まります。また、ウェッジショットに自信を持つことができれば、その前のアイアンショットにも精神的な余裕が生まれます。ウェッジには、スコアメイクに直結する様々な役割があるのです。
それらの役割を果たす理想的なウェッジセッティングをご提案するためのフィッティングについてご紹介いたします。
POINT①
飛距離ギャップを実際に計測してロフトコンビネーションを選ぶ
ウェッジのロフトコンビネーションを考える際、「ピッチングウェッジ(PW)から、サンドウェッジ(SW)までの飛距離ギャップを計算する」というセオリーがあります。アイアンセットの中で最もロフト角が大きいPW、そして使い慣れたSWのロフト角を調べ、フルショットで約10ヤードの飛距離差が生まれるロフト角のコンビネーションを構成するというものです。
そして、フルショットで約10ヤードの飛距離差が生まれるロフトピッチは、4°〜6°が目安となっていますが、フィッティングではこの目安にとらわれることなく、実際の飛距離、弾道のデータを基に最適なコンビネーションを探っていきます。ボーケイウェッジの豊富なロフト角ラインアップの中から、数値に裏付けられた最適なセッティングを選ぶことが、ボールをピンにより近づけるウェッジショットにつながるのです。
POINT②
苦手なショットを克服するグラインドを見つける
ボーケイウェッジが多くのプレーヤーから支持される要素の一つに、ソールグラインドの豊富さがあります。SM10ウェッジでは、F、D、K、M、S、Tと6種類のグラインドをラインアップしています。
そこで、フィッティングでは、ラウンドで想定されるあらゆるウェッジショットを実践いただき、ミスの傾向をラウンドで想定されるあらゆるウェッジショットをフィッティングの中で実践していただくことで、得意なショットと苦手なショットがより鮮明になります。苦手としているアプローチを特定することで、最適なソールグラインドを特定し、さらにシャフト、長さなどを提案。フィッティングでは長いラフ仕様の特殊マットなども用意し、より実践に近いショット環境で選び抜いていきます。
POINT③
SureFit®︎ホーゼル搭載のフィッティングクラブで細部まで調整を行う
一般的なウェッジ試打環境ではライ角度による弾道変化やシャフトの違いによる振りやすさや安定性、ロフト調整による弾道変化などを確認することはできません。タイトリストのウェッジフィッティングではライ角やロフト角を細かく設定できる精密調整システムSureFit®︎ホーゼルを搭載したSM10、ボーケイ・フォージドウェッジを用意し、実際にボールを打ちながら最適な仕様を決定していくことが可能です。もちろん、ロフト角・ライ角、シャフト長さ、グリップなどあなただけのスペックでカスタムオーダーすることができます。
また、ロフト角も1°刻みでカスタムオーダー可能です。ボーケイ・デザイン ウェッジは、46°から62°まで2°刻みのロフトバリエーションで展開しています。ウェッジフィッティングを行い、例えばプロパー設定にないロフト51°のギャップウェッジが適正となれば、50°モデルを1°寝かせるカスタムオーダーを行います。ロフトを大きくする調整を行うことで高いバウンス効果を保ったまま打ち出し条件を変えることが可能です。
POINT④
先入観を持たずにフィッティングを受けてみましょう
ゴルフ界にはウェッジ選びに関する様々な情報があふれています。「ハイバウンスは初心者向け、ローバウンスは上級者」や「サンドウェッジは58度が人気!」、「三日月ソールは操作性抜群!」など、非常に多くの事柄がトレンドも含めて広く紹介されているのです。
しかし、実際には打ってみた結果がすべてです。例えば、ツアープレーヤーに人気の高いSM9のTグラインド、ロフト60°は、一般的にはローバウンスで難しいとされています。しかし、実際のフィッティングで打っていただくと、意外にスムーズに振り抜けて打ちやすい!と評価されるアマチュアゴルファーもいるのです。アプローチスタイルは千差万別であり、同じロフト・グラインドでも弾道結果は大きく変わります。先入観なく、様々なモデルを実際に打つことが、最適ウェッジ選びにとっての近道となるのです。
ウェッジは、スコアメイクに直結するとても大切な“スコアリングクラブ”です。ウェッジの替え時は75〜100ラウンドが目安ですので、愛用ウェッジのフェース面やソールが摩耗してきたなと思ったら、ウェッジの消耗度チェックも兼ねて、定期的なウェッジフィッティングをお勧めいたします。
タイトリスト ウェッジフィッティングでは、あなたのベストスコア達成をサポートする、それぞれのベストコンビネーションをご提案いたします。ぜひ、一度ご体感ください。